NPO法人バディチームブログ

バディチームは子育て支援・虐待防止・里親支援を目的とするNPO法人です。

社会的養護が必要な子どもたちと里親家庭

11月25日(日)13時〜15時
子育て支援の基礎講座
『社会的養護が必要なこどもたちと里親家庭』

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講師は、NPO法人東京養育家庭の会

青葉絋宇先生

青葉さんは、様々な福祉の現場
また児童相談所での勤務と里親
という貴重な両方のご経験をもつ方です。



2010年の講座「社会的養護が必要な子どもたちと里親家庭」アンケート結果より


・実践されているからこその深い話がきけて貴重でした。

・児童養護の背景が判り、今後も続く大きな社会問題だという意識が大きく芽生えました。

・里親の方のこの分野の話は初めてで貴重な話が多く、勉強になりました。

児童相談所はほんとうに虐待されている子供を助けてくれるか不安です。通報を受けてかけつけてくれるが、その時、子供が泣いていなければ帰ってしまう、何度もこれを続けているうちその子供が死んでしまうことをよく耳にします。10年20年のスタンスを持って子育てをすることは大事だと思います。

・里親を実際にやられている方の話を聞いたのが初めてだったので、とても貴重な時間でした。色々考えさせられたので、自分の中で整理し、今後につなげていきたいと思います。

・様々な環境の中で育ってきた子ども達の様子をお話の中からうかがうことができた。お話をうかがいながら、青葉さんが今、子ども達と築こうとしていることをその親たちにも必要なのかとも思った。子育て支援の現場に居る者として、「親支援」の大切さを痛感。また、育て直しができるとのことばにちょっとホッとしました。

・事例も入っていてよかったです。むずかしい家庭がふえていると思いました。子どもも、親も…。”子育て”だれでもしているでしょうと思われて、社会が変化しているときに忘れさられていたと思います。でも、人間形成には重要なことなので、もっと力を入れてと思います。里親は重要な社会資源だと思いますが、里親さんの支援はどうもうすいと思ってます。それなのに楽しいと思っている人がいることが今後重要だと思いました。

・実際の養育家庭で養育していらっしゃる方なので、関心がありました。センターの中でも相談者として、3歳児の女の子を育てていらっしゃる方がいらっしゃいます。女の子の目の印象がとても普通の親、子の関係に思えず、“人への不信感”“この人、わたしにとてどんな人?”“冷たくさぐる”視線が印象に残っています。少しずつ変わっていっています。“だきしめてあげる”“自分の為に一生懸命愛されてくれる人”が親に限らずいていれること、そのことを信じられること、そのことが生きていく支えになっていくと思います。いつでも、生き直しができること、そういう愛着関係がある子は、必ず元にもどることができるということに、感銘をうけました。

・青葉さんの里親体験のお話を大変興味深く聴かせていただきました。難しいと思われる問題も「おもしろい」とおっしゃっているのがすごいと思い、精神的なゆとりをもって子どもと関わることの大切さを感じました。