小学5年生
1学期にメダカの飼育の授業がありました
横にしたペットボトルの上を切り開き、水を入れ
砂利や水草などを思い思いに入れたマイ水槽
たくさんいるメダカの中から各自で雄と雌を見分けて一匹ずつ入れて観察開始
「二匹のメダカを200匹にした人がいました!」
と先生がはっぱをかけつつ
「子どもたちがこれほど一生懸命になるとは思いませんでした」
…と驚かれていました
我が子もすっかり夢中になり
[emoji:e-250]「学校に行く楽しみができた!」
[emoji:e-257]〈…〉
親としては複雑な心境にもなる言葉を発しつつ
毎日の餌やり、観察、時々の水かえに開始
しばらくして親の仕事中に電話が、
[emoji:e-250]「卵が生まれたんだよ!」
ところが翌日には
[emoji:e-250]「卵はメダカでは無くてタニシの卵だった」
そして数日後、
[emoji:e-250]「メスが死んじゃった…」
さらに、新しくいれたメスはオスに噛みつかれて死に産卵は諦めて…
夏休み中は一匹になった雄メダカの餌やりと水かえをいそいそと続け
メダカの飼育からはずいぶんと沢山のことを学ばせてもらいました
話しは変わり、バディチームの被災地応援子育て支援の中で伺っているご家庭
被災地より東京に来られて母と三人の子どもたちで生活をされていて
そのご家庭の小学校5年生の女の子
震災後、本当にいろんなことがあって
身心の調子も崩して、何度も転校してという日々の中
先日、久しぶりに伺って会ったとき
「見て、見て!」
と彼女が持ってきたのは小さな瓶の中にメダカの稚魚がたくさん
「クラスで一番先に孵化したの」
彼女の顔はキラキラしていました
きっとクラスみんなのあこがれのまとだったに違いありません
あっという間の夏休みもいよいよ終わりです
みんなのメダカはどうしていたでしょうか
[emoji:e-250]「まだ宿題終わってないよ〜」