3月17日18日の2日間に渡り、日本最大かつアジア最大のファンドレイジング大会、
FRJ2018に参加してきました。
もの凄く密度の濃い2日間で、 インプットで頭がパンパンになっていますが、これを消化して、 自分の物にして、 アウトプットする作業が必要だなと感じています。
社会的インパクト評価から、リーダーシップまで、 幅広いセッションで本当に多くのことを学びました。
今年から、全国福祉チャプターが発足して、福祉分野のファンドレイジングのセッションが開催されたのが嬉し かったです。
今まで福祉分野のファンドレイジングって難しいなと感じることが 多く、
今私が一番感じることは、
ファンドレイザーとは、単なる「資金調達者」ではなく、 社会課題解決のための「熱い想い」 を知識と技術で実現させる役割なんだという事です。
たくさんのNPO法人や非営利組織があり、 それぞれが社会課題の解決を目指して活動しているけれど、 何とかしたい!という熱い想いだけでは、 やっぱり組織としてうまく機能しなかったり、 理想ばかり語って地に足がついていなかったり、資金の不足で事業を継続することができなかったり、そんな事が多いのかなと感じます。
でも、その何とかしなきゃいけない課題はどうしたら解決できるのか。どういう組織なら解決できるのか。目指す ゴールはどこなのか。 本当にその方法でその課題が解決できるのか。 自分達にしかできないことは何なのか。それをどう広め、どう共感を集めていくか。
そこを1つ1つ整理して実行していくのが、ファンドレイザーの役割なんだろうと切に感じました。
その先にきっとお金という形で寄付してくださる支援者が集まって くるのだろうと。
これって、 福祉のセッションで講師の方もおっしゃっていたのですが、 ソーシャルワークと凄く近いなと。
ソーシャルワーカーとして、 コミュニティソーシャルワークを行う上で、 ソーシャルアクションやコーディネートが必要不可欠な役割と思っていたので、 福祉とファンドレイジングって重なり合うところが大きいと気付か されたことも大きな収穫でした。
今まで、福祉の分野にしか身を置いてこなかった自分にとって、 マーケティングや組織運営や経済学、こんな知識も必要なんだ、 こんな考え方があるのかと、 今までより広い世界を教えてくれたファンドレイジングに出会えて、本当に良かったと思っています。
この2日間で得られたものを、 どう目の前の一歩一歩にうつしていくか。 それがこれからの課題にしたいと思います。
それから、2日間にわたって一緒に開場に行き、託児室で長時間遊んでいてくれた息子にもとても感謝しています。
たくさんのパワーをもらったので、2018年度も頑張っていきます。
ご支援どうぞよろしくお願いします。