『少年と自転車』という映画の上映を前にシンポジウムが予定されています。
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「血がつながらなくても家族になること」
育児放棄された少年と偶然に出会った女性との交流を描いた『少年と自転車』。
本作は2003年に監督たちが来日した際に行ったシンポジウムで聞いた
日本の少年の話に着想を得て作られました。
赤ちゃんの時から施設に預けられた少年。
親は迎えに来ると約束したが、なかなか面会にやってこない。
でも、少年は屋根に上って親を待ち続けた。
ある日、施設の人に『もうおうちに入りましょう』と言われた日から
待つのをやめ、それ以来、人を信じられなくなってしまった。
そんな少年が偶然にとある女性と出会い。ともに暮らすようになります。
親ではない大人と子どもが暮らすことの困難、
そして生まれる微かな希望が『少年と自転車』では描かれます。
2011年3月11日。
日本では東日本大震災が起こりました。
震災の影響で家族を失った子どもたちが日本には数多く存在します。
彼らがどのように暮らしていくのか、
今後の日本でも身近な課題になるであろう
「血がつながらなくても家族になること」を
この映画とシンポジウムを通して考えます。
◆『少年と自転車』シンポジウムつき試写会
日にち:2/8(水)
場所:アキバシアター
http://www.fsi.co.jp/akibaplaza/cont/info/access.html
東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル 2F
JR秋葉原駅 中央改札口より徒歩2分
つくばエクスプレス秋葉原駅A3改札口より徒歩1分
東京メトロ日比谷線秋葉原駅 2番出口より徒歩3分
時間:
『少年と自転車』試写 16:30-18:00
シンポジウム 18:00-19:30
登壇予定者:
ジャン=ピエール・ダルデンヌ監督
リュック・ダルデンヌ監督
石井小夜子弁護士
坂本洋子さん(里親ひろば ほいっぷ八王子 代表)
岩美枝子さん(社団法人家庭養護促進協会 理事)
主催:ビターズ・エンド
協力:東京養育家庭の会
応募方法:官製はがきにて住所、氏名、年齢、職業を明記の上応募(入場無料)
締切:2/1(水)消印有効
宛先:〒150-0036 東京都渋谷区南平台町13-3-3F
ビターズ・エンド 『少年と自転車』係
問合せ:ビターズ・エンド 03-3462-0345 jitensha@bitters.co.jp
※メールでの応募も可能
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