この土日に参加してきました!
ファンドレイジング・日本2010〜共感と感動の循環、始まる〜
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ファンドレイジングとは、広義では?狭義になるのかな?
「資金調達」という意味で、特に非営利事業では
「寄付文化の創造」というような意味も含まれているようで、
NPOの経営セミナーの博覧会のような大会でした。
この分野での国内初めての大会で、全国から約400名の参加があり
6割がNPO,NGO等の関係者
3割が企業の方、
ほか、行政や大学の関係者等も参加参加されていたようでした。
具体的なノウハウから、大きな視点の持ちかたまで学べ
とても有意義な2日間でした。
たくさんご報告をしたいこともありますが
多額の寄付金を集めるということは
実はとてもシンプルなことだと感じたことが多くありました。
例えば「飢餓のない世界をつくろう」ということを
目的に活動をしているNPO法人ハンガーフルーワールド
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というところでは、書き損じはがきや未使用切手などを回収し
年間6千万円の資金調達をしたという事例発表の中で
事務局長の渡邉さんが
そのまとめとして書かれていたのが
1.死ぬほど考える
2.「確証」より「確信」
3.「97%のNO」は貴重な財産
4.プレゼンの力、イコール言葉の力でなない
5.尖がること
6.とりあえず飲んでおこう
です。
・・・楽しそうで、びっくりですよね。
また、大学のファンドレイジングとして
東大が130億円を集めた事例発表の中で
東京大学渉外本部の小野寺さんが、
そのレジュメ、パワーポイントの1ページに
<寄付を集めること>
・まずやってみる
・時間をかけてやり続ける
と、書かれていました。
・・・難しくないでしょう?
(実際にその過程では、とても深い内容ではありますが)
これだけみても、この大会の楽しさが
伝ってくるのではないかと思います。
また、電通の白土さんという方が講師をされた
「広報ツール見直し道場」というセッションの中では
NPOやNGOが企業と同じような視点で学ぶ必要性と
またこの先、企業がNPO化してくるような流れが想定される
というような話もあったりで
今はこの分野の大きな変革期にいるのだということも感じてきました。
主催者のこの大会の当初の目的は
「学ぶ」より「気づく」
「ためになる」より「やりたくなる」
そしてなにより、
「元気になる」場に
と書かれていましたが、その通りの場でした。
NPOの運営に携わる方、
これからNPOを始められる方には、とってもお勧めです。
今後、毎年行なわれるようですよ。
(スタッフO)