今日は、ここしばらく子どもたちの学習支援に入っている里親さん宅より
とても恐縮するほどの感謝のお電話がありました。
今年度、モデル事業として行なっている
里親さん宅における（家事、保育、学習支援などの）支援なのですが、
特に子どもたちへの学習支援についてのニーズが高く
また里親さんの悩みも深刻であることを知りました。
里親さん宅に来るまでの、
これまでの生活環境では
学習習慣を身につけることは難いものがある・・・と。
小学生や中学生くらいでは、
学習習慣が身についていない子どもなどはどこにでもいる
・・・ということとは別に
この学習習慣というのは、ただ「お勉強をする」ということよりも
学ぶ姿勢だったり、興味、関心だったり
最後までやりとげる力だったり
自分から挑戦することだったり・・・
これから18歳で自立して生きていくために必要な
数々のとても大事なこと、という意味が近いように思います。
里親さんたちは、親として
この子どもたちの将来を真剣に考えるために
真剣に悩み、苦しみ、
ときには精神的に追い詰められるようになってしまう
ことも多いと知りました。
親だからこそ、なのだと思いました。
お話の中では、今担当している男性の子育てパートナーのことを
子どもの気持ちを大事にしてくれる人
子どもたちの将来をともに考えてくれる人
同じ悩みを同じ目線で考えてくれる人
・・・etc,etc
と、とめどなく、おっしゃっていました。
里親さんという役割は、一人で、あるいは夫婦だけで担うには
あまりにも大変なことなのだと、私たちも少しずつわかってきました。
今少し余裕がある人たちが、里親さんたちを手伝えるような
仕組みをつくること・・・
モデル事業だけで終わらせないように・・・
実は、これからがとてつもなく難しいところです。
