NPO法人バディチームブログ

バディチームは子育て支援・虐待防止・里親支援を目的とするNPO法人です。

障害のある子どもの理解と支援のポイント【子育て支援の基礎講座】

【子育て支援の基礎講座】
障害のある子どもの理解と支援のポイント
〜軽度発達障害を中心に、学童期、思春期にかけての
子ども、保護者へのかかわりについて考えていく〜

日時:  7月26日(日)13:00〜15:00
場所:  代々木区民会館
参加費: 1,000円
講師: 小島久昌先生
     (港区立港南小学校
      わかば学級担当教諭)

小島先生に最初にお会いしたのは
今お勤めの前の小学校の校長室でした。

半そで、短パン、サンダル・・・

小学校の、現場の先生だなあという印象が深く、
その後、最初の講座でスーツでいらしたときには
全く別人のようで、しばらく小島先生とはわかりませんでした。

またそのときの校長先生が、小島先生のことを
「大変すばらしい先生で、職員向けの研修の講師でも
評判の先生です」と強調されていたのも印象的でした。

講座の内容は

・障害に関する知識、制度
・障害のある人の「困り感」の体験
・保護者の障害受容
・障害のある児童の家庭への支援について

と2時間の中で、
このテーマに関する大事な視点を学ぶことができます。

以前の講座のアンケートの中から一部ご紹介します。

「現場のお話をたくさんきくことができて参考になりました。
障害のある子どもさんに接するチェックポイントがあることがわかりました。」

発達障害に関しては理解されていないことが多いと改めて感じた。
一人ひとりと向き合うことが大切だと思う。疑似体験を通して、
子どもの接し方等、更に注意していく必要があると思った。」

「実際に現場で子どもたちに接している先生のお話は
具体的に例を挙げていただき、大変参考になった。
(中略)以前障害のある子どもをもつ親たちの話を聞いたとき
<子どもと一緒に死のうと思ったことは一度や二度ではない>
ということを何人かの方から聞き、
“私に出来ることは何?”と自問自答したものだ。
障害のある子の親の支援は本当に大変だと思うが、
親と本人に少しでも寄添える支援ができたらいいと思った。」

「障害のある子どもも、生活の中で一つ一つ出来ることが
増えていくことで成長しているのですね。皆一緒です。
いろんな状態の人間がいることを認め合うことの大切さを改めて感じました。
障害あるなしに関わりなく「人間」ということだと思います。
現場のお話を聞くことができたのは良かったです。ありがとうございました。」